まる、生きてくよ。

20代シングルマザー。PMDDの悪化により休職中。現在はPMDD関係なく、PTSD、希死念慮、摂食障害、自傷癖と戦っています。

成人式の時。

今朝は大寝坊ぶちかましました。

おかしいの、眠剤飲む時間もいつも通りで

アラームに気づかないなんてことない。

何度か切っちゃうことはあるけど

それでもやばい時間には起きれる。

8時半には家を出なきゃいけないのに

気付いたら9時前だった。

ゾッとした、、、。

落ち込まない方でね。

気が緩んだかな。

 

子供を送っていって玄関先で

先生に挨拶するんだけど

それもしないで子供預けてきちゃった。

こういうのでブラックリストのるのかなぁ。

 

今日は色々したかったんだけど、

とりあえずびっくりしてまだぼーっとしてるから

ネットフリックスのお世話になる。

頭の中空っぽにして

ただ面白いなぁって見るだけ。

 

ツイッターのタグで

#20歳の自分に言っても信じないこと

っていうのを朝から見かけたの。

成人式は6年まえかぁ。

 

私ね、代表の挨拶するはずだったの。

市役所から電話がかかってきたのは覚えてる。

断りの電話をしたのは私だったかなぁ。

 

もう妊娠がわかっていたし、

成人式の日は臨月だし。

やってやろうかな、

と思うところもあったけど

何かあったら大変なんだから、と

母に止められてやめたんだ。

 

もちろん、振袖はきれなかった。

前撮りはできたけど、

振袖、着たかったなぁ。

ちょっと悲しくて涙が出そうになる。

 

振袖、お母さんと一緒に選びに行ったんだよ。

知り合いのお店だったから

ゆっくりいろんなものを着させてもらった。

すごく楽しかったの。

自分が好きなデザイン、

普段は着ない色、

派手なもの、

いろんなの試着させてもらって

白地にカルタみたいな絵が書いてある

少し可愛めのデザインのを選んだの。

花柄ドーン!とか憧れたんだけど

私は七五三みたいな可愛いの選んだの。

みんな花柄とか着るでしょ。

その中でこれきたら可愛いだろうなって。

 

着れなかった。

当たり前だけどね。

 

成人式の日、すごくドキドキした。

臨月だしすごく太ったし

黒のワンピースきたまん丸の私。

いろんな人に白い目で見られた。

 

でも、親友がね、ずっと側にいてくれたの。

最近になってあの時ありがとうって言ったら

全然考えてなかった!って言ってくれたの。

どこまでも優しい友達。

 

本当は、いろんな人と写真とりたかったんじゃないかな。

私は友達も多いけど敵も多かったし、

ノリでイェーイ!なんていけるほど

もう強くはなかったし。

 

みんなが綺麗にキラキラしてる中で

自分だけが真っ黒のワンピース。

太ってる。まん丸。

話したことないような人からも

白い目で見られる。

悲しくて、一瞬でも気を抜けば泣きそうだった。

そんな中でも友達がいてくれて

成人式だってのにばかな写真とってくれて

なんとか乗り越えられたの。

 

でも、悲しかったよなぁ、って。

それをあの時口にすることはできなかった。

だって自分で産むって決めたんだもん。

成人式、振袖は着れないってわかってて、

それでも行ったのは私だったんだもん。

 

言えなかった。

でも、6年もたったよ。

6年黙ってなくちゃいけないものじゃなかった。

言葉にしていいものだった。

 

本当は、みんなみたいに振袖着たかった。

キラキラしたかった。

少し仲良いくらいの人でも、

ひさしぶりー!って言って写真撮りたかった。

振袖きて幼なじみとプリとか、

撮りにいきたかった。

飲みにいきたかった。

みんなクラス会やるのに、

うちのクラスはやらなかった。

言い出しっぺになりそうな私が

言い出さなかったから。

でも、ノリでワイワイしたかった。

そこまで仲良くなくても

みんな成人式の日はワイワイやるでしょ。

ただ帰ってきて、

まん丸な自分の姿を見るのは辛かった。

今頃みんな飲んでるんだろうな、

楽しいんだろうな。

考えるだけで切なかった。

自分はもう別の世界に来てしまった。

みんなみたいには生きられないんだ。

 

言葉にできたかった。

20歳の私、よく耐えたね。

でもね、それ言葉にしてもよかったんだよ。

せめて、お母さんには言ってよかったよ。

言ったところで何もできたいけど、

悲しいって泣いてよかったんだよ。

悲しくなるのも当たり前なんだよ。

私の悲しいの気持ちは大事にしてよかったんだよ。

悲しかったよね。悲しかった。

 

あの頃の悲しさをこうやって言葉にするのに

随分時間がかかってしまった。

6年。

今の私の悲しさも苦しさも

いつかちゃんと受け入れてあげたい。

今はまだ私が悪いにしかならない。

いつか、あの頃辛かったよね、

よく頑張ってたね。

自分にそうやって声をかけてあげたい。

 

さて、ゴロゴロしよ。